3月15日未明、和歌山県北部で震度5弱の強い揺れを観測する地震がありました。専門家は、この数日間は同程度の揺れを伴う地震が起きる恐れがあると注意を呼び掛けています。

 15日午前0時26分、和歌山県北部を震源とする地震が発生し、湯浅町で震度5弱、広川町や有田川町で震度4を観測したのをはじめ、大阪府の富田林市などでも震度1以上の揺れを観測しました。

 湯浅町にある湯浅中学校の校舎の壁などには地震によるものと見られるひびが複数か所で見つかりました。地震による人的被害は今のところ確認されていません。

 (湯浅町の住人)
 「びっくりしました、大きかったので。ここは海にも近いので津波とか不安で夜も眠れなかったです。」
 「だいぶ揺れが大きかった。その場所から逃げることはできんね、やっぱり縮こまってしまう。」

 京都大学地震予知研究センターの片尾浩准教授は「南海トラフ地震とは異なる」としたうえで、「今後も数日間は同じ程度の揺れを伴う地震が起きる恐れがあり、注意が必要」としています。

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