11日に明らかとなった東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数は335人。10日より5人減っていますが、先週の4日より56人増えています。重症者数は前日より変わらず39人となっています。
猛威を振るっているのが変異ウイルスです。厚生労働省の発表によりますと、9日までに確認されている変異ウイルス感染者は21都府県と検疫で345人。
これ以降、北海道などでも変異型の感染が確認されて11日もこれまでに神奈川県で12人、大阪府で5人など変異型の新たな感染者が報告されています。
すでにアメリカ・ニューヨークでは市内の感染者のうち変異型に感染している人が5割を超えています。
そんななか、気になる調査結果が発表されました。イギリスのエクセター大学などの研究チームは従来の新型コロナウイルスに感染した人と変異ウイルスに感染した人の死亡者数を調査。
それぞれ5万5000人の患者のうち従来の型で141人が死亡したのに対し、変異型では227人が亡くなり、致死率が約1.6倍高いことが分かりました。
この変異ウイルスは従来の型と比べて最大で7割ほど感染しやすいとされていて、研究チームは注意を呼び掛けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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