北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長が、何らかの手術を受け「重大な危険に陥っている」とアメリカのCNNが報じたが、韓国政府は慎重な見方。

CNNは、アメリカ政府高官の話として、金委員長が手術を受け、術後に「重大な危険に陥っている」と報じた。

4月15日は、祖父の金日成(キム・イルソン)主席の誕生日だったが、例年、遺体安置所に参拝していた金委員長が姿を見せず、健康不安説が取り沙汰されていた。

北朝鮮の高位級の幹部だった脱北者は、「参拝しなかったのは異例中の異例で、何らかの異変が起きたことは間違いない。妹の与正(ヨジョン)氏も参拝しておらず、金委員長の病床に付き添っていたのではないか」と指摘している。

一方、韓国大統領府は、「北朝鮮内部の特異な動向は把握されていない」との声明を発表し、慎重な見方を示している。

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